ゴールドマン、数百人規模の人員削減を計画と伝わる=米国株個別
ゴールドマン<GS>はパンデミックが始まって以来最大の人員削減に着手する。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。ゴールドマンは今月から数百人規模の人員を減らす計画だという。この規模はこれまでに行われた人員削減の幾つかより少ないものの、パンデミックでほぼ停止していた同行の年次削減が再開したことを意味する。
今回の削減はまた、記録的な好業績が続いた数年が終わり、減収で銀行業界全体が冷え込みつつあることを示す明らかな兆しでもある。ブルームバーグによると、アナリストはゴールドマンの今年の利益が4割余り落ち込むと予想。同行は7月、採用ペースを鈍化させ、年次のパフォーマンス評価を復活させる計画を明らかにしていた。「困難な事業環境」と同行が評する状況で、費用抑制の取り組みを進める。
(NY時間13:24)
ゴールドマン<GS> 342.45(+2.35 +0.69%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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