ダウ平均は4日続伸 再びインフレがピークとの楽観的な見方=米国株序盤
NY株式12日(NY時間10:58)
ダウ平均 32429.62(+277.91 +0.87%)
ナスダック 12227.95(+115.64 +0.97%)
CME日経平均先物 28465(大証終比:+205 +0.72%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は4日続伸。上げ幅は一時300ドルを超えている。再びインフレがピークに達するとの楽観的な見方が広まっているようだ。
今週は米消費者物価指数(CPI)の発表が予定されている。一部の米地区連銀総裁からは9月FOMCの判断材料にはならないとの見解も出ているが、内容によっては、FRBの大幅利上げ見通しを後退させる可能性があると見ているようだ。米CPIが軟化したとしても、9月FOMCについては0.75%ポイントで変わらないとしても、その後の11月、12月については緩む可能性が出てくるという。
また、米企業業績を圧迫しているドル高がそろそろ一服との期待感も高まっている模様。ECBが先週、0.75%ポイントの大幅な利上げを発表し、タカ派姿勢も堅持していることから、改めてユーロの買戻しに注目している。
市場からは、「FRBのタカ派姿勢が短期的にピークに達し、株式市場のポジションも比較的守りに入っているため、安堵感からの買戻しが今週も続く可能性がある」との指摘も出ている。
材料が出た医薬品株の一角には売りが見られるものの、先週末に引き続き、ほぼ全面高の展開。
アップル<AAPL> 161.34(+3.97 +2.52%)
マイクロソフト<MSFT> 266.78(+2.32 +0.88%)
アマゾン<AMZN> 135.21(+1.94 +1.46%)
アルファベットC<GOOG> 111.79(+0.01 +0.00%)
テスラ<TSLA> 303.63(+3.95 +1.32%)
メタ・プラットフォームズ<META> 169.42(+0.27 +0.16%)
AMD<AMD> 84.25(-1.21 -1.41%)
エヌビディア<NVDA> 143.73(-0.14 -0.10%)
ツイッター<TWTR> 41.30(-0.89 -2.11%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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