広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ドル買い・円売りの動き、米FOMC議事録を控えて米債利回り上昇 ドル円135円付近へ=ロンドン為替概況

今日の為替 

ドル買い・円売りの動き、米FOMC議事録を控えて米債利回り上昇 ドル円135円付近へ=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買い・円売りの動き。ロンドン時間に入ると主要国の債券が売られ、利回りが上昇。序盤は米債利回り上昇とともにドル買いの動きが広がった。ドル円は134円台前半から後半へと上昇。ユーロドルは1.01台後半から半ばへと下押しされた。英独債利回りの上昇も大きく、ユーロドルは買い戻されて下に往って来いとなっている。第2四半期のユーロ圏GDP改定値は前期比、前年比とも予想外に0.1%ポイントずつの下方改定となったが、ユーロ相場は反応薄だった。ポンドドルは朝方に発表された7月英消費者物価指数が前年比+10.1%と二桁台の伸びとなった。40年来の記録的な高水準だった。ポンドドルは1.2143近辺まで高値を伸ばしたものの、ドル買い圧力とともにすぐに売り戻された。生産者物価指数などにインフレ鈍化の兆候が見られたことが影響した面も。市場では高インフレが景気鈍化につながる面が警戒されたとの声もあった。クロス円はドル円とともに堅調な足取り。ドル円がロンドン昼過ぎに135円台を付けており、ユーロ円は137円台前半、ポンド円は163円台前半へと水準を上げている。ユーロドルやポンドドルが売買交錯となる一方で、豪ドルやNZドル、カナダドルでは引き続きドル買いの動きが強まっている。米FOMC議事録を控えて、米金融当局の積極利上げ姿勢が再確認されることが見込まれているもよう。

 ドル円は135円付近での取引。東京午前に133.91レベルまで下押しされたあとは一貫して買われている。ロンドン序盤には米債利回りの上昇とともに買いが強まり、134.90近辺まで上昇。しばらく売買が交錯したあと、ロンドン昼過ぎには再び買われて135.10台に高値を伸ばしている。前日のロンドン市場と同様にドル高と円安の動きが入っている。

 ユーロドルは1.01台後半での取引。東京午後に1.0186レベルの高値をつけたあとは、米債利回り上昇とともに1.0150レベルまで下押しされた。その後はレンジ内で売買が交錯しており方向性は希薄。ユーロ円は136円台半ばからじりじりを値を上げており、高値を137.36近辺に伸ばしている。対ポンドではユーロ買いが優勢。独債やイタリア債利回りが上昇しており、ユーロの下支えとなる面があった。第2四半期ユーロ圏GDP改定値は前期比+0.6%、前年比+3.9%といずれも速報値から0.1%ポイントの下方改定となった。ただ、市場の反応はみられなかった。

 ポンドドルは1.20台後半での取引。注目の英消費者物価指数は7月に前年比+10.1%と40年来の記録的な高水準となった。一時1.2143レベルまで買われた。しかし、買いは続かず1.21台割れへと押し戻された。生産者物価指数などにインフレ鈍化の兆候が見られたほか、市場では高インフレが景気鈍化につながる面が警戒されたとの声もあった。ポンドドルは1.2060台へと再び軟化している。ポンド円は162円台前半からじり高の動きで高値を163.40近辺へと伸ばした。ただ、対ユーロではポンド売りが優勢で、ポンド円の上昇幅は限定的だった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

関連ETF

\ すぐに取引できるFX会社はここ /
最短即日で口座開設
スマホのイラスト

スマホでカンタン本人確認!

直近24時間の重要経済指標

Pick Up 雇用統計 FOMC

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます