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対欧州通貨でドル売りの動き、明日の米消費者物価指数の発表を控えて調整 ドル円は134円台後半=ロンドン為替概況

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対欧州通貨でドル売りの動き、明日の米消費者物価指数の発表を控えて調整 ドル円は134円台後半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、対欧州通貨でドル売りの動きがみられた。明日の米消費者物価指数の発表を控えて調整が入っている。ユーロドルは1.02ちょうど付近での揉み合いを上放れると一時1.0247近辺まで買われた。前日高値を上回ったが、先週末高値には届かず。その後は1.02台前半で上昇一服。ポンドドルはロンドン朝方に1.2066近辺まで軟化したあとは、1.2130近辺まで反発。その後は1.21ちょうど近辺まで押し戻された。序盤にユーロ買い・ポンド売りが入った分、ポンドの上値は抑えらえた。ラムスデン英中銀副総裁は、「政策金利をさらに引き上げなければならない公算高い、ある時点からは政策金利をかなり早く引き下げ始める必要ある事否定せず、今後、利下げと資産売却を同時に行う状況となる可能性も」などと述べた。「先週のMPCではインフレの定着を阻止するために強硬策をとらざるを得なかった」とも述べていた。利下げに関する言及があったことがポンド売りを誘っていた。ドル円は東京午後に135.16近辺まで買われたあとは、上値を抑えられている。ロンドン序盤に134.70近辺まで軟化する場面があった。クロス円は振幅もやや円安方向への動き。ユーロ円は137円台半ばから138.30付近へ、ポンド円は162円台後半から163.67近辺まで一時上昇した。欧州株、米株先物・時間外取引はいずれも上値重く推移。NY原油先物は92ドル台へと上昇。ロシア南部経由の石油供給停止が報じられていた。

 ドル円は134円台後半での取引。東京午後からロンドン朝方にかけて135.16レベルまで買われたが、すぐに上値を抑えられた。135円台を再び割り込むと134.70近辺まで反落。東京朝方につけた安値134.67レベルに接近した。ただ、上下ともに動意は乏しくレンジ志向の値動きが続いている。明日の米消費者物価指数待ちのムードが広がっている。

 ユーロドルは1.02台前半での取引。1.0200付近での揉み合いから上放れると1.0247レベルまで上昇。その後は上昇一服。ただ、値を戻すほどの下げにはなっていない。明日の米消費者物価指数の発表を控えてポジション調整が入ったようだ。ユーロ円は137.50付近から一時138.29レベルまで買われた。8月に入ってからの堅調な流れが継続。7月28日以来の高値水準となっている。独債利回りが上昇しており、日欧金利差拡大観測が下支えとなっている面があるようだ。きょうは独2年債利回りが0.513%に上昇しており、7月22日以来の高水準になっている。

 ポンドドルは1.21付近での取引。ロンドン朝方に1.2066近辺まで軟化したあとは、1.2130近辺まで反発。その後は1.21ちょうど近辺まで押し戻された。ポンド円は162円台後半から163.67近辺まで一時上昇した。序盤にユーロ買い・ポンド売りが入った分、ポンドの上値は抑えらえた。ラムスデン英中銀副総裁が「政策金利をさらに引き上げなければならない公算高い、ある時点からは政策金利をかなり早く引き下げ始める必要ある事否定せず、今後、利下げと資産売却を同時に行う状況となる可能性も」と述べたことがポンド売り圧力につながっていた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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