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英MPCにポンド売りの反応 5四半期連続のマイナス成長観測に言及=NY為替

為替 

 本日の英中銀金融政策委員会(MPC)を受けてポンドは売りの反応を見せた。政策金利は予想通りに0.50%ポイント引き上げ1.75%とした。0.50%ポイントの大幅利上げは27年ぶり。また、量的引き締め(QT)の開始も明言し、9月のMPC以降に四半期で約100億ポンドのペースで保有英国債の売りオペを実施するとしている。

 委員の投票行動も8対1での賛成となったほか、同時に発表になった金融政策報告ではインフレ見通しを引き上げ、10月に13.3%までの上昇を見込んだ。そこでピークに達するという。これらの点からはタカ派色が強い内容ともとれるが、ポンドは売りの反応を見せている。英中銀はマイナス成長が5四半期連続で続き、その間のGDPは2.2%低下するとの見通しを示した。また、FRB同様にフォワードガイダンスを削除し、「今後の政策に予め決まった軌道はない」との文言に変更している。明らかに景気後退への懸念を意識した言及となっており、英国債市場では逆イールドが示現している。

 ポンドドルは一時1.20ドル台に急速に下落。一方、ポンド円は161円台前半まで下落し、21日線で跳ね返され、100日線を再び下回っている。

GBP/USD 1.2112 GBP/JPY 161.25 EUR/GBP 0.8432

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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