ドル円は米中関係の悪化懸念などに押されるも反発=東京為替概況
ドル円は米中関係の悪化懸念などに押されるも反発=東京為替概況
ドル円は前日NY市場での反発の流れを午前中は継続。134円に迫る動きを見せた。しかし、その後は一転して売りが優勢な展開に。訪台中のペロシ米下院議長が台湾総統と会談を行ったことなどを受けて、米中関係の悪化懸念が広がる形で円買いが入った。ドル円は132円台前半を付ける動き。しかし、不安定な動きの中でその後一転して反発。133円30銭台まで買い戻しが入っている。
昨日130円台前半まで付けた後大きく反発した後だけに、値動きがかなり不安定。米景気鈍化懸念や米中関係の悪化懸念が売り材料であるが、ここにきての急速な下げに下トライにも慎重姿勢が見られる。
昨日ドル高の流れの中で1.01台を付けたユーロドルは、午前中1.0150前後を付けるなど軟調な動き。しかし、その後は一転して反発となり1.0190台まで付けた後1.0170前後と、ドル円に比べるとやや値幅は狭いものの不安定な動き。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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