ゴールドマンが決算受け上昇 トレーディング部門が好調=米国株個別
ゴールドマン<GS>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、トレーディング部門が好調で、全体の営業収益も予想を上回った。1株利益も予想を上回っている。トレーディング部門は債券・為替・商品(FICC)、株式部門とも好調だった。一方、投資銀行部門は他行同様に冴えない内容となった。
同銀のソロモンCEOは声明で、「厳しい市場環境において、われわれの専門知識と実行力が顧客に評価され、当社は第2四半期に堅実な業績を達成することができた。ボラティリティと不確実性が高まっているものの、この環境を乗り切り、経営資源をダイナミックに管理し、株主に長期的かつ付加価値の高い利益をもたらすことができると確信している」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):7.73ドル(予想:6.65ドル)
・営業収益(調整後):118.6億ドル(予想:106.7億ドル)
トレーディング:64.7億ドル(予想:58.2億ドル)
FICC:36.1億ドル(予想:31.1億ドル)
株式:28.6億ドル(27.1億ドル)
投資銀行:21.3億ドル(予想:22.8億ドル)
純受取利息(NII)17.3億ドル(予想:19.2億ドル)
(NY時間09:41)
ゴールドマン<GS> 308.54(+14.67 +4.99%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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