このあと6月のISM製造業景気指数=NY為替
きょうのドル円は東京時間に134円台まで下落していたが、海外市場に入って買い戻され135円台に戻している。ドル買いがドル円の下値をサポートしている模様。
このあと日本時間23時に6月のISM製造業景気指数が発表される。予想は55.3と前回から低下が見込まれている。前回は新規受注が3カ月ぶりの高水準に上昇し、予想を上回る内容となったが、今回は再び低下傾向を示すと見込まれている。各地区連銀が発表している製造業の景気指数でも新規受注の項目は弱い内容が見られていた。
今回の数字が予想以上に弱い内容となれば、市場のリセッション(景気後退)への懸念が一層強まる可能性もありそうだ。特に新規受注のほか、生産、雇用といった短期的なシグナルを発する項目は注目される。
なお、同時刻に5月の米建設支出の発表も予定されている。
ISM製造業景気指数(6月)23:00
予想 55.3 前回 56.1
米建設支出(5月)23:00
予想 0.4% 前回 0.2%(前月比)
USD/JPY 135.43 EUR/USD 1.0404 GBP/USD 1.2012
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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