ゴールドマン、今年の消費者事業の損失が12億ドルを超えると伝わる=米国株個別
ゴールドマン<GS>は、今年の消費者事業の損失が12億ドル余りに拡大することが内部予測で示されたと報じられている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。4-6月期(第2四半期)の同部門の資金燃焼率はこうした予測と整合的で、景気悪化に伴い貸倒引当金の積み増しを強いられる場合、損失はさらに拡大する可能性もあるという。
ゴールドマンの消費者事業はトレーディングやバンキングといった中核事業の他に、新たな収入源を見いだそうとする試みだった。ウォール街では過去2年にわたり活況が続いたが、ゴールドマンは35%の減益に備え、リテール事業に関する予測の信ぴょう性や景気動向が厳しくなるリスクを巡って、内部で議論が生じているという。
(NY時間12:22)
ゴールドマン<GS> 302.37(+1.59 +0.53%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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