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ドル円が再び136円台に、株高と日米金利差拡大観測で円安に=ロンドン為替概況

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ドル円が再び136円台に、株高と日米金利差拡大観測で円安に=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル円が再び136円台に乗せている。クロス円も買われており、円売りの動きが広がっている。ロンドン朝方に中国が入国者の隔離期間を短縮と報じられると中国株が買われた。米株先物も時間外取引で上昇に転換、欧州株は堅調に推移している。リスク警戒感の後退が円売りを促している。また、米10年債利回りが3.17%付近から3.25%付近へと上昇しており、日米金利差拡大観測が再燃していることもドル円を押し上げている。ドル円は135円台半ばを上抜けると135円台後半で一時揉み合いとなったが、再び買われると136円台乗せから136.20近辺に高値を伸ばした。クロス円も堅調。ユーロ円は143円台前半から一時144円台乗せ。ポンド円は166円付近から167円手前まで上昇。豪ドル円は93円台後半から94円台後半まで買われた。対ポンドではユーロ買いが優勢。ラガルドECB総裁は、7月の0.25%利上げ、9月はインフレ次第でより大幅な利上げも、と従来の発言内容を再確認した。ラトビア中銀総裁は7月の0.50%利上げ検討を主張。ベルギー中銀総裁は、9月の50bp利上げが適切、200bpの利上げは比較的早期に必要とした。

 ドル円は136円台前半での取引。東京午前につけた135.11レベルを安値に、その後は買いの流れが続いている。ロンドン時間に入ると135円台後半へと上昇。しばし揉み合ったあと再び買われると136円台乗せから高値を136.20近辺へと伸ばしている。今月23日以来の136円台での取引。米10年債利回りが3.17%付近から3.25%付近へと上昇、欧州株の堅調などがドル円を押し上げた。

 ユーロドルは1.05台後半での取引。序盤に1.0571レベルから1.0606レベルまで買われた。その後はこのレンジ内での取引に終始している。一方、ユーロ円は堅調な流れ。ドル円とともに買われ、143円台前半から144.10近辺まで高値を伸ばしている。ユーロは対ポンドでも買いが優勢。一連のECB高官発言で利上げの前倒し期待が広がった面もあったようだ。

 ポンドドルは1.22台半ばでの取引。ロンドン朝方に1.2291レベルまで買われたあとは上値重く推移。足元では安値を1.2238近辺まで広げている。ポンド円は堅調な流れ。166円付近から一時166.93近辺まで上昇。その後は166円台後半で高止まりしている。ユーロポンドは0.8610台から0.8640台へと買われており、対ユーロではポンド安になっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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