OPECプラス、日量64.8万バレルの増産で合意
OPECプラスは、石油供給を現行ペースに比べて約50%拡大し、日量64.8万バレル増産することで合意した。米国を含む主要消費国の要請を受け入れた形。OPECプラスはこの日の閣僚級会合で、7月と8月の石油供給をそれぞれ日量64.8万バレル拡大することで合意した。ここ数カ月は43.2万バレル供給を増やしていた。
ブルームバーグによると、ロシアは今回の引き上げ案を全面的に支持。協議は過去最短の11分間で終了したという。主要メンバーであるロシアがウクライナに侵攻し、エネルギー価格の高騰を招いたにもかかわらず、OPECプラスはこれまで供給量を毎月緩やかに引き上げていく計画を維持してきた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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