アジア株は上昇、米株先物の上げを好感 中国コロナ規制長期化に伴う景気減速に対する懸念は残る

アジア株は上昇、米株先物の上げを好感　中国コロナ規制長期化に伴う景気減速に対する懸念は残る

東京時間14:02現在
香港ハンセン指数　　 20225.42（+113.32　+0.56%）
中国上海総合指数　 3088.66（+17.74　+0.58%）
台湾加権指数　　　　 16131.78（+168.15　+1.05%）
韓国総合株価指数　 2625.38（+19.51　+0.75%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7177.70（+48.87　+0.69%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 54022.75（-29.86　-0.06%）

アジア株はインドを除いて上昇。時間外で米株が上昇していることが材料視されており、台湾や韓国、豪州は上げ幅を拡大している。

香港株と上海株は0.5%高、値ごろ感による買い戻しが続いている。中国政府が、6分野33項目にもおよぶ景気支援策を実施すると表明しているものの市場の反応は限定的で、積極的に買い進める動きは見られない。

中国コロナ規制長期化を受けた景気減速懸念は高まっている。中国政府の景気支援策もむなしく、今年は政府目標5.5%前後の成長達成は困難との見方が強い。米銀など相次いで中国の成長率予想を下方修正している。

23日、上海市の隔離外エリアで5日ぶりに感染者が確認されたほか、上海市の一部地域で再び大規模なコロナ検査が実施される予定となっており、上海市全体の規制解除までまだ時間がかかると思われる。