ビザとマスターカードに米議員らが手数料引き上げ撤回を要請=米国株個別
米上院のダービン議員(民主、イリノイ州)らは米決済ネットワーク大手のビザ<V>とマスターカード<MA>に対し、予定しているカード手数料の引き上げを中止するよう要請している。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報じた。両社は今月、多くの大規模加盟店を対象に決済手数料を引き上げる計画だと報じられている。
議員らは15日に両社に送付した書簡で、手数料引き上げは最終的に、すでにインフレ高騰に苦しんでいる消費者へ徐々に伝わっていくと述べた。ダービン氏は書簡の中で、コストの上昇は米家計が現在最も直面してはならないものだと指摘。
同書簡には、マーシャル上院議員(共和、カンザス州)、ウェルチ下院議員(民主、バーモント州)、デュイン下院議員(共和、テキサス州)も署名している。
両銘柄への反応は特にない。
(NY時間10:54)
ビザ<V> 214.38(+1.59 +0.75%)
マスターカード<MA> 358.45(+0.63 +0.18%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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