ウェルズ・ファーゴが下落 営業収益が予想下回る=米国株個別
ウェルズ・ファーゴ<WFC>が下落。この日決算を発表した米大手銀はポジティブな反応を見せているが、同銀はネガティブな反応となっている。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益は予想を上回ったものの、営業収益が予想を下回ったことが嫌気されている。
非金利費用が138.7億ドルと予想(131.6億ドル)以上に膨らみ、日本の経費率にあたる効率性比率は79%と予想(74%)以上に膨らんだ。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.88ドル(予想:0.80ドル)
・営業収益:175.9億ドル(予想:177.7億ドル)
消費者金融:85.6億ドル(予想:83.1億ドル)
商業銀行:23.3億ドル(予想:21.7億ドル)
コーポレート・バンキングおよび投資銀行:34.7億ドル(予想:37億ドル)
資産・投資管理:37.6億ドル(予想:37.3億ドル)
・純受取利息(NII):92.2億ドル(予想:92.9億ドル)
・平均融資残高:9980億ドル(予想:8914億ドル)
・効率性比率:79%(予想:74%)
・非金利費用:138.7億ドル(予想:131.6億ドル)
(NY時間13:56)
ウェルズ・ファーゴ<WFC> 46.03(-2.52 -5.18%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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