HPが決算受け時間外で株価下落=米国株個別
HP<HPQ>が引け後に11-1月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。好調なパソコン需要を背景に通期業績見通しを上方修正した。一方、世界的なロシア制裁により、第2四半期の利益には打撃があるとも述べた。
ロレスCEOは「この四半期見通しには、世界的な対ロシア制裁による0.03ドルの影響が含まれている」と述べた。また、「市場はいまや、パンデミック前よりも大幅に拡大している」とも語った。一方、「サプライチェーン問題は今年の残りの期間、印刷事業に影響を与え続ける。2022年まで高止まりすると予想される受注残の増加に対処していく」としている。
決算受け時間外で株価下落。
(11-1月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.10ドル(予想:1.02ドル)
・売上高:170.3億ドル(予想:165.0億ドル)
パーソナルシステムズ:122億ドル(予想:116.3億ドル)
プリンティング:48.3億ドル(予想:48.8億ドル)
・営業利益率(調整後):8.8%(予想:8.7%)
・FCF:14億ドル(予想:18億ドル)
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):1.02~1.08ドル(予想:1.02ドル)
(22年度通期見通し)
・1株利益(調整後):4.18~4.38ドル(従来:4.07~4.27ドル)(予想:4.18ドル)
・FCF:45億ドル以上(予想:47億ドル)
(NY時間16:50)時間外
HP<HPQ> 34.00(-0.36 -1.05%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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