ダウ平均は6日ぶり大幅反落 中東情勢が依然流動的な中、利益確定売り=米国株概況
NY株式3日(NY時間16:27)(日本時間05:27)
ダウ平均 50687.07(-620.72 -1.21%)
S&P500 7553.68(-56.10 -0.74%)
ナスダック 26853.98(-239.92 -0.89%)
CME日経平均先物 68200(大証終比:-360 -0.53%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は6日ぶりに大幅反落。ナスダックも下落した。半導体の一角は堅調に推移したものの、その他のIT銘柄には利益確定売りが出ていた。
中東情勢は依然として流動的な状況に変化はなく、引き続き市場の注目材料となっている。クウェート軍がSNSへの投稿で「防空システムが敵対的な飛行物体を迎撃した」と発表。
その後、米軍がイランの弾道ミサイルと無人機を迎撃したと発表した。また、中東各地でのイランによる攻撃未遂への対応として、ケシュム島に対し自衛目的の攻撃を実施したとも明らかにした。
トランプ大統領は、イランが核兵器を保有しないことに同意したと述べた一方、「考えを変える可能性はある」とも付け加えた。
ただ、ストラテジストは「今週もS&P500が上昇して終えれば10週連続上昇となる」と指摘。「相場のモメンタムは極めて強く、AI投資サイクルを巡る需要も非常に力強い」とも評した。その一方「決算という強力な支援材料は一巡しつつある。これからは夏場特有の閑散相場に入り、売買活動がやや鈍化する可能性がある。地政学リスクも依然として残っている」と警戒感も示していた。
「急激な相場反落を予想してはいないが、一旦上昇が一服したり、小幅な調整が入ったりする可能性は十分ある。夏場にかけて市場の変動率がやや高まる展開も考えられる」とも述べていた。
半導体のマーベル<MRVL>が本日も買いが強まり5日続伸。資金を呼び込み人気化しているようだ。前日は33%の急騰を記録。上昇のきっかけは、エヌビディア<NVDA>のフアンCEOによる強気発言で「マーベルが次に時価総額1兆ドルに到達する企業になる可能性がある」と述べていた。
ゲームストップ<GME>が決算を受け上昇。1株利益、売上高とも予想を上回った。四半期としては過去最高の純利益を計上。コレクティブル(収集品)事業が業績をけん引。
サイバーセキュリティのパロアルト<PANW>が決算を受け下落。好決算ではあったものの、機関投資家を中心とするバイサイドの期待水準には届かなかったと受け止められたようだ。
医療機器のメドトロニック<MDT>が決算を受け上昇。今回の決算で医療機器需要の底堅さが確認されたとの見方が広がった。
ソフトウエア開発のスプリンクラー<CXM>が決算を受け下落。通期の売上高見通しを下方修正したことが嫌気された模様。
ステーブルコインのサークル・インターネット<CRCL>が下落。決済大手のストライプやビザ<V>、マスターカード<MA>も新たなステーブルコインプラットフォームの立ち上げを準備していると伝わった。
マーベル<MRVL> 301.65(+10.86 +3.73%)
ゲームストップ<GME> 22.18(+1.26 +6.02%)
パロアルト<PANW> 280.43(-16.75 -5.64%)
メドトロニック<MDT> 77.95(+4.20 +5.69%)
スプリンクラー<CXM> 5.45(-0.17 -3.02%)
サークル・インターネット<CRCL> 90.13(-10.72 -10.63%)
アップル<AAPL> 310.26(-4.94 -1.57%)
マイクロソフト<MSFT> 427.34(-13.97 -3.17%)
アマゾン<AMZN> 250.02(-6.50 -2.53%)
アルファベットC<GOOG> 355.68(-2.71 -0.76%)
アルファベットA<GOOGL> 358.99(-2.86 -0.79%)
テスラ<TSLA> 423.70(-0.04 -0.01%)
メタ<META> 622.98(+25.35 +4.24%)
エヌビディア<NVDA> 214.75(-8.07 -3.62%)
AMD<AMD> 542.52(+20.98 +4.02%)
イーライリリー<LLY> 1078.78(+14.63 +1.37%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





