政府、ガソリン急騰抑制策発動へ
政府は、ガソリンや灯油といった燃油価格急騰の抑制策を発動する方針を固めた。共同通信が政府関係者の話として伝えた。近く発表する24日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格が、発動条件の170円以上となる見通しになったため。経済産業省が25日にも抑制策の発動方針を発表する。生活や企業活動の負担増の緩和を図る。
価格抑制策の対象はガソリン、灯油、軽油、重油の4種。レギュラーガソリンの平均価格が170円以上になった場合に、元売り業者に最大5円分を補助する。元売りには、卸価格を抑えて小売業者に販売してもらい、ガソリンスタンドなど店頭価格の上昇の抑制につなげる。ガソリン価格の上昇が続く場合は、170円の基準価格を4週間ごとに1円ずつ引き上げる。抑制策は3月末までの「時限的な激変緩和措置」。
執筆者 : MINKABU PRESS
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