オリオンエナジーが大幅安 顧客のプロジェクト延期のため、22年度の見通し下方修正=米国株個別
高輝度の蛍光灯システムなどエネルギー管理システムを手掛けるオリオンエナジー・システムズ<OESX>が大幅安。顧客からのプロジェクト延期のため、2022年度の見通しを下方修正した。2022年度通期の売上高を従来の1.5億ドルから1.3億ドルに下方修正している。なお、10-12月期(第3四半期)の売上高については3050万ドルを見込んでおり、予想(4050万ドル)を下回っている。第3四半期の決算は来月11日前後に発表予定。
同社のアルトシェフルCEOは声明で「収益見通しの下方修正に繋がった具体的なプロジェクトの遅れとは、大手自動車メーカーが2022年度に予定していた約700万ドルのプロジェクトで、主に部品不足の影響によるものだ」と説明した。
今回の発表を受けて目標株価を従来の5ドルから4ドルに引き下げる動きも見られている。
(NY時間10:17)
オリオン・エナジー<OESX> 3.29(-0.71 -17.67%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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