カーマックスが好決算発表も株価は冴えない反応=米国株個別
自動車販売のカーマックス<KMX>が9-11月期決算(第3四半期)を発表し、中古車部門の既存店売上高が予想以上に伸びたほか、1株利益、売上高とも予想を上回った。同社のナッシュCEOは声明で「売上高の勢いは第4四半期も継続している。第3四半期は小売と卸売両方で記録的な水準の販売台数を達成し、過去最高の収益を生み出した」と述べた。
全体的に好決算で米自動車産業の強さをうかがわせる内容ではあったものの、取引開始直後は買いが先行したものの、買い一巡後は戻り売りに押され下げに転じている。
(9-11月・第3四半期)
・中古車既存店売上高:15.8%(予想:10.7%)
・1株利益(調整後):1.63ドル(予想:1.44ドル)
・売上高:85億ドル(予想:73.3億ドル)
中古車:64.4億ドル(予想:60.5億ドル)
卸売り:19.2億ドル(予想:15.1億ドル)
(NY時間10:43)
カーマックス<KMX> 131.68(-5.32 -3.88%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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