中国企業、監査を受け入れない場合、3年以内に上場廃止となる恐れ=米国株
米証券取引委員会(SEC)はきょう、外国企業に米当局の会計監査受け入れを義務付ける新規則について、導入に向けた最終的な計画を発表した。会計監査を受け入れない場合、3年以内に上場廃止となる恐れがある。米当局は昨年から監査受け入れを要請しているが、受け入れていないのは中国と香港の企業だけ。
新規則では上場廃止対象となる企業の特定方法や上場廃止の手続きなどが定められている。導入されれば200社余りが米市場から締め出される可能性があり、アリババ<BABA>や百度(バイドゥ)<BIDU>はこれまで米当局の監査を受け入れて来なかった。
(NY時間14:50)
アリババ<BABA> 120.65(-1.84 -1.50%)
百度(バイドゥ)<BIDU> 147.47(-1.36 -0.91%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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