歩調を合わせる形でユーロ円も売り強まる フィボナッチ水準が131.50円付近に=NY為替
きょうのNY為替市場はドル円の戻り売りが強まっており、歩調を合わせる形でユーロ円も売りが強まっている。一時131円台まで値を落としており調整の動きが優勢となっているようだ。この2日間の下げで過熱感も一旦落ち着いてきているが、各移動平均からはまだ、かなり上方かい離している状況だ。そのような中で、フィボナッチ38.2%水準が131.50円付近に来ており、目先の下値メドとして意識される。
ユーロも円もキャリー取引の資金調達通貨として魅力的な位置にある。その中でもユーロの金利は依然としてマイナスで推移している状況。ECBが予想外に緩和的な政策スタンスを変更しない限り、ユーロは今秋も理想的な資金調達通貨になるはずだという。
EUR/JPY 132.04 USD/JPY 113.51 EUR/USD 1.1633
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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