AMDに買いが強まる 強気な見方が依然多い=米国株個別
AMD<AMD>に買いが強まっており、116ドル台後半まで一時上げ幅を広げている。買いの勢いが再び加速して来た雰囲気も出ており、8月につけた最高値122.49ドルを試に行くか注目の展開となっている。
AMDに強気な見方は依然として多く、ハイパースケールクラウドとデータセンターの成長から恩恵を受け、同社の最新チップに対する企業からの需要の強さは来年まで続くと見られている。
たとえ、毎年20%の売上高の伸びに修正があったとしても、サプライチェーンのボトルネックによる出荷台数の減少を除けば、売上高と粗利益はコンセンサスを超える余地があるという。
サーバーCPUsのより強力な組み合わせが増えれば、粗利益率も拡大する可能性があり、コンソールチップの収益性の低さを相殺する可能性があるという。新製品も引き続きシェアを伸ばす中、現在進行中のザイリンクスとの合併が実現すれば、エヌビディア<NVDA>やインテル<INTC>と比較してもポートフォリオが多様化するとしている。
(NY時間15:30)
AMD<AMD> 116.59(+4.47 +3.99%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。