アムジェンが決算受け下落 主力薬の販売が減少=ダウ採用銘柄
アムジェン<AMGN>が下落しておりダウ平均を圧迫している。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表しており、通期見通しは据え置いたものの予想は上回っている。同社最大の主力薬である抗炎症薬「エンブレル」の売上高が8%減少した。同社は薬価下落が一因と説明しているが、アナリストらは競争が激化するにつれて、エンブレルが今後数年間で売上高が減少することを懸念している。ただ、全体的に昨年のパンデミックの混乱からは立ち直りを見せている。
(4-6月・第2四半期)
・1株利益(調整後):4.38ドル(予想:4.09ドル)
・売上高:65.3億ドル(予想:64.5億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):16~17ドル(予想:16.3ドル)
・売上高:258~266億ドル(予想:260.6億ドル)
(NY時間09:46)
アムジェン<AMGN> 235.67(-8.41 -3.45%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。