アマゾン、FTCにカーン委員長の忌避を申し立て=米国株個別
アマゾン<AMZN>は米連邦取引委員会(FTC)に対し、同社を競争上の脅威だと批判した経緯があるカーン委員長を関連案件から排除するよう申し立てた。ブルームバーグが伝えた。アマゾンによる映画制作会社メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)買収計画がFTCの審査を受けている。ブルームバーグによると、アマゾンがFTCに文書を提出し、同社に関わる法執行決定の過程からカーン委員長は除外されるべきだと主張した。
カーン氏は法科大学院生として2017年に、アマゾンに関する研究論文を執筆。同社がデジタル経済の基幹インフラをどのように掌握するようになったかや、同社がもたらした競争上のリスクが従来の反トラスト分析ではいかに考慮されないかについて論文を執筆し、大きな反響を呼んだという。
アマゾン株への影響は限定的で、横ばいで推移している。
(NY時間15:27)
アマゾン<AMZN> 3449.75(+1.61 +0.05%)

執筆者 : MINKABU PRESS
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