ゲームストップが下落 最大500万株のATM方式での増資計画発表=米国株個別
ゲームストップ<GME>が下落。前日引け後に決算を発表していたが、その際、最大500万株の増資計画を明らかにした。実店舗チェーンからeコマースへの業態転換の取り組みの一環としている。増資は幹事証券が適当なタイミングで市場に直接売却する「アット・ザ・マーケット(ATM)」方式で実施される。幹事証券はジェフリーズ。
同社はさらに、米証券取引委員会(SEC)から、株取引を巡る任意での書類提出と情報提供を求められたことも明らかにした。同社は調査による悪影響は想定していないとしている。
また、経営陣の刷新も発表。アマゾンの豪州事業を統括していたファーロング氏が6月21日付でCEOに就任するほか、アマゾンでの勤務経験が長いレキュペロ氏が7月12日付でCFOに就任する。
2-4月期決算(第1四半期)は売上高が予想を上回ったほか、1株損益は赤字となったものの、予想ほどではなかった。また、5月の売上高が27%増加したことも明らかにした。
(2-4月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.45ドル(予想:-0.71ドル)
・売上高:12.8億ドル(予想:11.7億ドル)
(NY時間09:43)
ゲームストップ<GME> 276.64(-25.92 -8.57%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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