ダウ平均は反発 ビットコインが買い戻され安心感も=米国株序盤
NY株式20日(NY時間10:57)
ダウ平均 34047.00(+150.96 +0.45%)
ナスダック 13481.41(+181.67 +1.37%)
CME日経平均先物 28215(大証終比:+125 +0.44%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は反発。前日はFOMC議事録で一部のFOMCメンバーから、この先の会合で資産購入ペース縮小の議論開始予想が一部のFOMCメンバーから出ていたことが明らかとなり、市場もやや驚きをもって敏感に反応していた。ただ、インフレは一時的に上昇した後に緩むとも言及しており、基本的には現在の慎重姿勢に変化はなさそうだ。市場も全面的にFRBがスタンスを変えたとまでは思っていないようだ。
きょうはビットコインが買い戻されていることも市場に安心感を与えているのかもしれない。前日は一時3万ドル近くまで急落していたが、きょうは4万ドル台に買い戻されていることから、一時的な調整との見方が広がっているようだ。仮想通貨関連株の買い戻しも目立っている。
取引開始前に米新規失業保険申請件数が発表になっていたが、3週連続で件数は低下しており、パンデミック中では最小更新となった。ただ、本格的に再び上値追いの勢いが強まっているわかではなく、下げ一服といった雰囲気ではある。
IT・ハイテク株が買い戻されているほか、医薬品株も上昇。一方、エネルギーや銀行、産業は軟調な動きも見られている。ナスダックも上昇。
アルファベット(C) 2332.92(+24.21 +1.05%)
フェイスブック 316.47(+2.88 +0.92%)
ネットフリックス 500.76(+13.06 +2.68%)
テスラ 581.11(+17.65 +3.13%)
アマゾン 3247.01(+15.21 +0.47%)
エヌビディア 580.80(+18.17 +3.23%)
ツイッター 54.30(+1.38 +2.61%)
ダウ採用銘柄
ユナイテッドヘルス 411.52(+2.02 +0.49%)
メルク 79.63(+0.27 +0.34%)
マクドナルド 231.72(+1.57 +0.68%)
マイクロソフト 246.59(+3.47 +1.43%)
ホームデポ 317.91(+3.46 +1.10%)
ボーイング 225.55(+1.13 +0.50%)
ベライゾン 57.13(+0.21 +0.37%)
ビザ 227.05(+2.46 +1.10%)
ハネウェル 221.19(-0.22 -0.10%)
ナイキ 132.40(-0.56 -0.42%)
トラベラーズ 158.41(+1.41 +0.90%)
ディズニー 170.79(+1.52 +0.90%)
ダウ・インク 68.18(-0.37 -0.54%)
セールスフォース 226.48(+5.14 +2.32%)
シスコシステムズ 52.21(-0.26 -0.50%)
シェブロン 102.75(-0.45 -0.44%)
コカ・コーラ 54.53(+0.36 +0.66%)
ゴールドマン 358.20(-0.18 -0.05%)
キャタピラー 233.33(-3.54 -1.49%)
ウォルマート 141.77(-0.15 -0.11%)
ウォルグリーン 54.32(-0.01 -0.02%)
インテル 55.67(+0.31 +0.56%)
アメックス 155.15(+0.42 +0.27%)
アムジェン 251.94(+3.41 +1.37%)
アップル 126.36(+1.67 +1.34%)
P&G 137.76(+1.16 +0.85%)
JPモルガン 161.11(0.00 0.00%)
J&J 170.42(+0.34 +0.20%)
IBM 143.51(+0.32 +0.22%)
3M 200.96(-0.16 -0.08%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。