東京株式（前引け）＝前日比５７７円高、買い戻し流入で上昇基調

　１８日前引けの日経平均株価は前日比５７７円８１銭高の２万８４０２円６４銭。前場の東証１部の売買高概算は６億２２４７万株、売買代金は約１兆３５１８億円。値上がり銘柄数は１７６６、値下がり銘柄数は３５８、変わらずは６３銘柄だった。

　日経平均株価は急反発。前日のＮＹダウは小幅に下落したが引けにかけ下げ幅を縮小したこともあり、東京市場は値を上げてスタート。２万８０００円割れの水準には値頃感も働き買い戻しが流入。一時、上昇幅は６００円を超した。ハイテク株のほか景気敏感株が買われた。

　個別銘柄では、ソフトバンクグループ＜9984＞やトヨタ自動車＜7203＞、ファーストリテイリング＜9983＞が高く、レーザーテック＜6920＞やＫＤＤＩ＜9433＞、日本製鉄＜5401＞が値を上げた。ＪＲ東海＜9022＞や日本航空＜9201＞も上昇した。リクルートホールディングス＜6098＞が急伸した。半面、任天堂＜7974＞やＮＥＣ＜6701＞、楽天グループ＜4755＞が値を下げた。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ