エッツィが大幅安 成長見通しの低さを嫌気=米国株個別
オンラインで手作りの工芸品や日用品のマーケットプレイスを提供するエッツィが大幅安。1-3月期決算(第1四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。アクティブユーザーも売り手、買い手とも予想を上回った。
ただ、市場は第2四半期のガイダンスに失望感を強めている模様。第1四半期の売上高は前年比で141%増なのに対し、第2四半期は15%~25%の増収見通しに留まっている。全体の商品取扱高も同様。
アナリストからは市場は成長に期待し過ぎていた面が大きいとの指摘が聞かれる一方、株価下落は買いの好機との指摘も出ている。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):1.00ドル(予想:0.99ドル)
・売上高:5.51億ドル(予想:5.30億ドル)
・商品取扱高:31.4億ドル(予想:30.4億ドル)
・アクティブな売り手:470万人(予想:449万人)
・アクティブな買い手:9070万人(予想:8600万人)
・全体のモバイルでの販売割合:63%(予想:60.4%)
・海外:42%(予想:40.1%)
・EBITDA(調整後):1.84億ドル(予想:1.76億ドル)
(4-6月・第2四半期)
・売上高:15~25%増
・商品取扱高:5~15%増
・EBITDA(調整後):1.29~1.44億ドル(予想:1.48億ドル)
(NY時間10:12)
エッツィ 160.79(-23.78 -12.88%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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