ＵＡＬが下落 １株損益が予想以上の赤字＝米国株個別

　ユナイテッド・エアラインズ（ＵＡＬ）が下落。１－３月期決算（第１四半期）を発表しており、１株損益が予想以上の赤字だったほか、売上高も予想を若干下回った。同社はビジネス客や国際便の利用者が２０１９年比で６５％の水準まで回復すれば、赤字を脱却できる可能性があるとの見通しを示したが、時期や進捗率は明らかにしなかった。同社のカービーＣＥＯは、「空の旅への需要が積み上がっている強い証拠に勇気づけられている」と述べていた。

（１－３月・第１四半期）
・1株損益（調整後）：-7.50ドル（予想：-7.02ドル）
・売上高：32.2億ドル（予想：32億ドル）
　　旅客：23.2億ドル（予想：23.8億ドル）
　　貨物：4.97億ドル（予想：5.09億ドル）
　　その他：4.08億ドル（予想：4.17億ドル）
・有効座席マイル当り旅客収入：7.63セント（予想：8セント）

（４－６月期・第２四半期見通し）
・輸送能力：-45％
・有効座席マイル当たり総収入（TRASM）：約-20％
・EBITDAマージン（調整後）：-20％

（NY時間09:49）
ユナイテッド・エアラインズ　51.78（-3.22　-5.85%）

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美