ドル円午前中に急上昇もその後もみ合いに=東京為替概況
ドル円午前中に急上昇もその後もみ合いに=東京為替概況
ドル円は昨日の海外市場で米債利回りの低下を受けてドル売りが入ったこともあり、朝方に108円61銭までと、今月の安値を更新する動きを見せた。その後仲値前後で一気にドル買いが入る格好となり108円90銭台まで。その後は昼過ぎまで高値圏もみ合いが続いたが、午後に入って若干調整の動きとなり、108円70銭台を付ける動きを見せている。
ドル円同様に朝方いったんドル売りが入り1.1975前後を付けた後、ドル買いの動きに1.1950台まで下げたユーロドル。戻りが鈍いこともあり、昼頃に1.1950前後までさらに下値をトライも、1.19台半ばからの売りに慎重姿勢が見られ、午後は一転して調整の動き。1.1960台を回復している。
豪ドルは0.7750台からドル買いの流れに乗って0.7730割れを付けた後、中国第1四半期GDPや鉱工業生産の弱めの数字もあり、売りが強まる格好で0.7724まで。その後は調整の動きが広がり、0.7740台を回復。中国GDP後に84円00銭台を付けた豪ドル円も84円20銭台を回復している。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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