アプライドが上昇 KOKUSAI買収は失敗の可能性も自社株買いの発表に評価も=米国株個別
半導体製造装置のアプライド・マテリアルズが上昇。同社は旧日立国際電気から分社化したKOKUSAI ELECTRICの買収を試みているが、中国当局の承認が得られず、交渉は失敗に終わる可能性を示唆した。契約解除料の支払期限である26日までに中国からの承認が得られなければ、買収は一旦破談となる。
アナリストからは、今回の買収が政治的な理由で失敗に終わりそうなことは失望感が大きいが、今回の買収は成長促進に必要なものでもなく、同社が直ぐに自社株買いを発表し、資金を株主還元にあてる対応をとったことは歓迎されると語っている。また、別のアナリストからは、今回の結果は失望ではあるが、すでに予想されていたこととの見解も出ていた。
(NY時間14:22)
アプライド 120.19(+5.33 +4.64%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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