東京株式(寄り付き)=反発、FOMC後の米株高受け3万円台回復
18日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比234円高の3万148円と反発。
注目されたFOMCは金融政策の現状維持を決めるとともに、少なくとも2023年末までゼロ金利政策を続ける方針を明示した。これを受けて前日の米国株市場では安心感が広がり、景気敏感株を中心に買いを集めNYダウは初めて3万3000ドル台に乗せている。東京市場でも米株高を引き継ぎリスク選好ムードとなるなか、主力株をはじめ広範囲に買いが先行する形となっている。ただ、あすの日銀金融政策決定会合の結果と黒田日銀総裁の記者会見を見極めたいとの思惑から、積極的に買いポジションを高める動きは見込みにくい。足もとドル安・円高が進んでいることもあり、上げ幅は限定的となることも予想される。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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