昨日の米債利回り急騰の背景に、大玉の債券売りのうわさが流れ、利回り上昇一服も=NY債券
昨日25日のNY市場で1.50%を超えた後一気に1.60%台まで米10年債利回りが急騰した背景について、巨額の持ち高調整のうわさが流れている。国債入札が不調に終わったこともあり、市場参加者が建玉を一気に調整したとみられ、市場の暫定データで500億ドル相当の建玉残高が減少していた。
この報道などを受けて債券売りが続かないとの思惑もあり、NY午後は米債がややしっかり(債券利回り下落)が見られている。
米国債利回り(NY時間15:44)
2年債 0.133(-0.039)
10年債 1.420(-0.100)
30年債 2.148(-0.125)
期待インフレ率 2.157(+0.025)
※期待インフレ率は10年債で算出
執筆者 : MINKABU PRESS
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