アジア株 春節明け香港株は大幅上昇、2年8カ月ぶり高値 映画関連が急騰、中国春節の興行収入が過去最高を記録
アジア株 春節明け香港株は大幅上昇、2年8カ月ぶり高値 映画関連が急騰、中国春節の興行収入が過去最高を記録
東京時間14:08現在
香港ハンセン指数 30632.32(+458.75 +1.52%)
中国上海総合指数 3655.09(休場)
台湾加権指数 15802.40(休場)
韓国総合株価指数 3161.49(+14.49 +0.46%)
豪ASX200指数 6910.10(+41.19 +0.60%)
インドSENSEX30種 52322.81(+168.68 +0.32%)
アジア株は総じて上昇。特に目立った新規材料はなく、英国や米国で新型コロナ新規感染者数の伸びが鈍化していることや、コロナワクチン接種が広がっていること、原油価格が約1年ぶりに60ドル台を回復するなどしており、リスク選好ムードが続いている。米株価指数も時間外で上昇している。ダウ先物は14時時点で250ドル高。欧州株先物も上昇、日経平均は3万円の大台をしっかり乗せている。為替相場でもリスク選好のドル売り・円売りが進んでいる。オフショア人民元は対ドルで2018年6月以来の高値、1ドル=6.39元台に突入する勢い。ビットコインは再び史上最高値を更新した。
豪州株は1年ぶり、韓国株は約3週間ぶり高値をつけている。インド株は連日史上最高値を更新。
春節休場明けの香港株は大幅上昇、2018年6月以来の高値をつけている。金融やハイテク、エネルギー関連など幅広い銘柄が上昇している。春節の週末、中国での映画興行収入が2500万ドルと過去最高を記録したことから、映画館を運営しているIMAXチャイナ・ホールディングが32%高と大幅高、一時80%急騰する場面も見られた。映画製作・配給会社のアリババ・ピクチャーズも33%高に。
中国市場はあす17日まで休場となり、18日から取引を再開する。世界的な株上昇や原油高を受け休場明けは大きく上昇して始まるとの期待が高まっている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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