【本日の見通し】方向性探る展開に、米FOMCや第4四半期GDP速報値など、今週半ば以降のイベントにらむ
【本日の見通し】方向性探る展開に、米FOMCや第4四半期GDP速報値など、今週半ば以降のイベントにらむ
次の方向性を探る展開となっている。
米追加経済対策期待などでリスク選好の流れも
新型コロナウイルス感染拡大被害は依然として深刻で積極的な取引を手控える動きも。
今週のFOMCでは目立った変更はない見込み。
投票権を持つメンバーが変わり昨年に比べてハト派にシフトしたことがどこまで声明などに影響するか。
地区連銀総裁の中で最もハト派姿勢を示すセントルイス連銀のブラード総裁の大学院での指導教官で
セントルイス連銀の調査局長としてハト派姿勢を支えたといわれる筋金入りのハト派メンバーである
ウォーラー氏が先月から理事に就任し、今回のFOMCから参加することも含め
ハト派的な姿勢が強調される可能性がある。
購入債券のデュレーション長期化などの姿勢が示されると、ドル売りシフトも。
ただ、FOMC前に反応する状況ではなく、週前半は様子を探る展開からのスタートか。
28日の米第4四半期GDPへの注目度も高い。新型コロナウイルス感染拡大第3波の影響がどこまで出ているかが注目されるところ。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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