RBA金融安定局長、「国内銀行は景気悪化への備えができている」
オーストラリア中央銀行(RBA)のジョナサン・カーンズ金融安定局長が15日、国内銀行について、2008~2009年の世界的な金融危機前に比べて、景気悪化への備えができているとの認識を示したとロイターが伝えている。
保有する流動資産が大幅に増えているため。同局長はオンライン銀行のイベントで「銀行の資本は十分だ」とし、国内銀行の中核的自己資本(Tier1)比率は平均で14%近くと、2007年からほぼ倍増していると指摘したとされる。

執筆者 : MINKABU PRESS
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