米株価指数先物 時間外取引 下落 米コロナ新規感染者が過去最多、経済対策案の行き詰まりを懸念

米株価指数先物　時間外取引　下落　米コロナ新規感染者が過去最多、経済対策案の行き詰まりを懸念

東京時間14:16現在
ダウ平均先物DEC 20月限　28029.00（-160.00　-0.57%）
Ｓ＆Ｐ500先物DEC 20月限　3432.75（-19.00　-0.55%）
ＮＡＳＤＡＱ100先物DEC 20月限　11619.50（-44.00　-0.38%）

米株価指数は時間外で下落、下げ渋ってはいるものの依然としてマイナス。米国での新型コロナ新規感染急増に加え、米経済対策を巡る交渉が行き詰まっていることが懸念されている。
ペロシ下院議長とトランプ政権が経済対策案を巡り互いに非難しているとの報道が伝わっており、11月3日の米大統領選前の合意の可能性が低下している。
先週末、米国で新型コロナウイルス新規感染者数が8万3700人が確認された、1日の感染者数としては過去最多となる。ペンス副大統領の側近ら5人も感染した。また、欧州での感染拡大も懸念されている。感染拡大を受けて、スペインでは25日に再び非常事態宣言を発令した。サンチェス首相は「スペインは深刻な公衆衛生上の緊急事態に陥っている」と述べ、ほぼ全域で夜23時から朝6時までの外出を禁止すると発表した。フランスでは25日の新規感染者数が5万2000人と過去最多を記録した。