ドル円は105円台維持 EU各国の活動制限再導入でリスク回避のドル買い=NY為替概況

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 きょうのNY為替市場はドル買い戻しが優勢となる中、ドル円は105円台を維持。ただ、上値は重い状況に変化はない。きょうはリスク回避のドル買いがドル円の下値をサポート。英国、フランス、ドイツといった欧州主要国で感染第2波が拡大しており、新感染者は過去最多に膨らんでいる。その状況下で、各国政府が再び活動制限の導入を発表しており、市場には再び不安感が広がっている模様。封鎖措置も復活するのではとの見方も出ているようだ。

 米与野党の追加対策協議も依然として出口が見えない中で、年内の合意成立への期待が後退。少なくとも大統領選までの合意への期待はほぼ無くなったとまで見られている。投資家のリスク許容度が失われたわけではなさそうだが、目先は11月3日の米大統領選までは慎重に臨みたいといった雰囲気も強いようだ。

 ドル円は105円を下回ると買いオーダーも観測され、積極的に105円割れをトライする雰囲気まではない。しかし、21日線を下回る水準での推移が続いており、下値警戒感は強い状況に変化はない。

 ユーロドルは戻り売りに押され、1.26ドル台に下落する場面も見られた。きょうの下げで21日線を下放れる動きが見られており、明日以降の動きが警戒される。 ユーロは対円でも下落しており、ユーロ円は123円ちょうど付近まで下落した。

 欧州で感染第2波の拡大が加速する中、ECBの追加緩和期待も高まりそうな状況になって来ており、市場ではパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の拡大期待が高い。現在の1.35兆ユーロ規模のプログラムは少なくとも来年6月まで継続するとなっているが、早ければ年内にも規模拡大を決定するとの見方も出ている。ただ、中銀預金金利のマイナス幅の深堀については、効果に疑問の声も出ており、意見が分かれている。逆にユーロ高を誘発するとの指摘も出ている状況。

 ポンドドルも戻り売りが強まり、1.28ドル台まで下落する場面も見られた。きょうはEU首脳会議が行われており、EU首脳は対英関係の結論を採択し、英国との貿易交渉を今後数週間継続することを要求している。バルニエEU首席交渉官も「向こう数週間、集中協議を継続する」と述べ、協議継続を示唆した。一方、英政府は、EU首脳会議には驚きと失望したとし、明日対応を表明するとの報道が伝わっている。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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執筆者 : MINKABU PRESS

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