ディズニーが上昇 「ディズニー+」を軸に事業再編を発表=ダウ採用銘柄
ディズニーが上昇。同社はきのう引け後に、動画配信「ディズニー+」を軸に事業再編を発表したことが買い手掛かりとなっている。好調な動画配信部門をネットフリックスのような世界的大手に育成するための取り組みを強化する。
現在のテレビ、映画、消費者直販の各部門を「メディア・アンド・エンターテインメント・ディストリビューション」という1つの大きなグループに統合。現在のコンテンツ担当の各責任者は引き続き事業を統括するが、今後は拡充される動画配信のラインアップに、どの映画やテレビ番組を取り込むかを直接選べるようになる。
同部門の会長には、テーマパーク部門で消費者向け製品の責任者を務めていたダニエル氏が就任し、ディズニー+のほか、ESPN+、Hulu(フールー)向け配給を統括する。
投資会社サード・ポイントのローブ氏を始めとする株主は、動画配信事業に一段と資源を投入するよう求めてきた。チャペックCEO宛ての書簡で、映画館からシフトする時だと訴えていた。
(NY時間10:16)
ディズニー 129.19(+4.22 +3.38%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。