アムジェンが下落 心不全の治験薬が目標満たさず=ダウ採用銘柄
アムジェンが下落しておりダウ平均を圧迫。サイトカイネティックスと共同で開発している心不全の治験薬が目標を満たさかった。駆出率が低下した心不全の患者向け治験薬「omecamtiv・mecarbil」の第3フェーズの臨床試験(Galactic-HF研究)で、心血管死の減少という副次的評価項目を達成できなかった。
好結果が出るだろうと楽観視しいた分、今回の結果は失望感が強かった模様。その半面、131億ドルでのブリストル・マイヤーズによるマイオカーディア買収には好影響との声も、市場からは出ている。
サイトカイネティックス株は40%超の急落。
*駆出(くしゅつ)率:心拍ごとに心臓が送り出す血液量の割合
(NY時間15:00)
アムジェン 241.15(-16.39 -6.36%)
サイトカイネティックス 15.74(-11.92 -43.10%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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