スクエアが4日続伸 アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ=米国株個別
オンライン決済サービスのスクエアが商いを伴って4日続伸。パンデミックで消費者が外出を控える中、eコマースでの商取引が全体の20%に迫っている。その流れの中でオンライン決済への期待も高まっているようだ。
きょうはアナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を195ドルまで引き上げた。パンデミック初期には、同社のサービスの実店舗での販売管理システムの比重の高さや、中小企業の債務支払い能力、そして、SQキャピタルなどへのリスクを考慮し、慎重な見方をしていた。しかし、同社は、実店舗での販売管理システムの分野でのシェア拡大を通じて技術的な差別化を進め、より印象的なサービスを提供していると指摘している。
ビザやマスターカードの数字が示唆しているが、第3四半期の消費の伸びは比較的落ち着くものと予想される。ただ、調査では、同社はパンデミック前よりも迅速にシェアを拡大しており、ホリデーシーズンでも顕著な回復が期待されるという。
(NY時間14:51)
スクエア 166.10(+5.34 +3.32%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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