東京株式(寄り付き)=反落、連休中の欧米株波乱受け下値模索
23日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比114円安の2万3245円と反落。
連休期間中、東京市場が休場となっている間に欧米株市場が急落に見舞われた。欧州で新型コロナウイルス感染症が再拡大していることや、米国では追加の財政政策が紛糾している状況などから経済先行きに対する警戒感が強まっている。これを受けて目先はリスク回避の売りが先行する形となっている。ただ、前日は米国株市場でハイテク株中心に買い戻す動きが優勢となり、NYダウ、ナスダック総合指数ともに反発に転じたことで市場心理はやや落ち着きを取り戻している。9月末に向けて配当権利取り狙いの押し目買いも想定されるなか、売り一巡後は日経平均が下げ渋る可能性もある。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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