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米FOMCを控えて、ドル売り優勢に=ロンドン為替概況

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米FOMCを控えて、ドル売り優勢に=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ドル売りが優勢。このあとのNY市場では米FOMCの結果内容が公表される。新たな方針として、雇用重視やインフレ目標を期間平均とすることなどが示されることが期待されている。ロンドン市場では総じてドル売り方向を試す動きとなっている。ドル円は105.40近辺が重く、取引中盤には105円ちょうど近辺へと軟化している。欧州通貨ではポンドドルの上昇が堅調で、1.29台乗せから1.2970近辺へと上伸。ユーロドルも1.18台半ばから一時1.1880付近まで買われた。豪ドル/ドルも0.73台前半で堅調な動き。ただ、ドル円は105円をめぐって売買が交錯、ユーロドルはデコス・スペイン中銀総裁が、これ以上の強いユーロ相場は輸出に悪影響与える可能性、とユーロ高進行に警戒感を示しており、やや神経質さがみられた。朝方に発表された一連の8月英物価統計は伸びの鈍化が示されたが、ポンド売りの反応にはつながらなかった。

 ドル円は105円近辺での取引。ロンドン朝方に105.40付近で上値を抑えられると、ロンドン勢は売り圧力を強めた。取引中盤には一時105.00レベルまで下押しされた。7月31日以来のドル安・円高水準となっている。米FOMC発表を控えて、全般にドル売りに押されている。

 ユーロドルは1.18台後半での取引。東京市場では1.18台半ばで推移していたが、ロンドン時間に入るとドル売りが優勢となっている。1.18台後半へと上昇し、高値を1.1882レベルまで広げた。ただ、デコス・スペイン中銀総裁が、これ以上の強いユーロ相場は輸出に悪影響与える可能性、とユーロ高進行に警戒感を示しており、上昇一服となっている。ユーロ円は序盤に125円台をつけたが、その後は売りに押し戻され124.60台まで反落した。対ポンドでのユーロ売りの動きもみられている。

 ポンドドルは1.29台後半での取引。序盤は1.2870台まで下押しされる場面があったが、その後は買いが続いている。1.29台を回復、前日NY高値を上回ると騰勢を強めて1.2970付近へと上昇している。ポンド円も135.60-80レベルで揉み合ったあとは、上抜けして高値を136.25近辺に更新した。ユーロポンドは0.92台から0.91台半ばへと下落している。朝方に発表された一連の8月英物価統計は伸びの鈍化が示されたが、ポンド売りの反応にはつながらなかった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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