東京株式（前引け）＝前日比６８円高、朝安後に切り返す

　１１日前引けの日経平均株価は前日比６８円７６銭高の２万３３０４円２３銭。前場の東証１部の売買高概算は７億７５７２万株、売買代金は約１兆５４２８億円。値上がり銘柄数は１４８６、値下がり銘柄数は５８２、変わらずは１０５銘柄だった。

　日経平均株価は上伸。前日のＮＹダウやナスダック指数が反落したことを受け、寄り付きは１２０円安で始まった。ただ、下値には買いが流入し切り返す展開となり、午前１０時過ぎにはプラス圏に浮上した。午前１０時２０分頃には一時１００円を超す上昇となる場面があった。ＮＹダウ先物が上昇していることなどが買い安心感を呼んだ様子だ。

　個別銘柄では、ソフトバンクグループ＜9984＞、ファーストリテイリング＜9983＞が高く、任天堂＜7974＞やソニー＜6758＞も高い。日本電産＜6594＞やキーエンス＜6861＞が値を上げた。半面、東京エレクトロン＜8035＞やファナック＜6954＞が安く、トヨタ自動車＜7203＞やエムスリー＜2413＞、ＫＤＤＩ＜9433＞が下落した。

出所：ＭＩＮＫＡＢＵ　ＰＲＥＳＳ