ユーロドル、上昇トレンド維持も下値警戒感は根強い=NY為替
きょうの市場は全体的に様子見気分が強い中、ドル安は根強く、ユーロドルは買いが優勢となっている。今週は調整の動きから1.17ドル割れを試す動きも見られたものの、1.17ドル台は維持され、きょうは1.18ドル台に戻している。
ユーロドルは上向きのトレンドを持続しているが、この先3ヵ月以内に1.15ドルまで下落するとの見方も出ている。第3四半期のデータが更に出始めれば、市場の楽観的な見方は後退し、それがドル買い戻しを誘発する可能性があるという。ただ、9月に流動性が通常の水準に戻るまでは、フラットな展開が続くとも言及している。
目先は前日高値1.1865ドルと、直近高値1.19ドル台前半が上値メドとして意識される。
EUR/USD 1.1834 EUR/JPY 126.05 EUR/GBP 0.9032
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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