ティルレイ大幅安 市場の低価格大量販売が影響し、売上高が予想下回る=米国株個別
医療用大麻のティルレイが大幅安。4-6月期決算(第2四半期)を発表しており、売上高が予想を下回った。パンデミックで販売店が閉鎖する中、市場に低価格で大量に商品が出回ったことが売上高に響いたようだ。
一方、市場からはポジティブな見方も出ており、カナダの成人向け大麻市場が下期に回復すると仮定すると、同社の収益は増加が見込まれ、生産能力縮小に伴うコスト削減など、年初に実施した施策が下期には効果を発揮してくるとも期待されているようだ。
同社のケネディCEOも「大幅なコスト削減とバランスシート改善により、下期はすべての市場で高い成長を達成し、第4四半期には、損益分岐点またはプラスの調整後EBITDAを提供することに尽力できる」と述べた。
(4-6月・第2四半期)
・1株損益:-0.65ドル
・売上高:5040万ドル(予想:5500万ドル)
・EBITDA(調整後):-1230万ドル(予想:-1380万ドル)
・販売量:1万0294kg
(NY時間09:42)
ティルレイ 6.99(-0.98 -12.30%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。