アジア株は軒並み下落、新型コロナ懸念高まる インド内相が感染、豪ビクトリア州はロックダウン継続へ
アジア株は軒並み下落、新型コロナ懸念高まる インド内相が感染、豪ビクトリア州はロックダウン継続へ
東京時間14:05現在
香港ハンセン指数 24336.26(-259.09 -1.05%)
中国上海総合指数 3345.79(+35.78 +1.08%)
台湾加権指数 12511.29(-153.51 -1.21%)
韓国総合株価指数 2249.47(+0.10 +0.00%)
豪ASX200指数 5911.60(-16.18 -0.27%)
インドSENSEX30種 37213.05(-393.84 -1.05%)
アジア株は上海を除いて軒並み下落、新型コロナウイルス感染拡大への懸念が高まっている。
2日、新型コロナウイルス感染者数は世界で1800万人を突破した。米国をはじめブラジル、南アフリカで感染拡大に歯止めがかかっていない。
英国ではジョンソン首相がロンドン首都圏の封鎖を検討しているとの報道が伝わってる。フィリピンでは明日からロックダウンを強化する。豪ビクトリア州は6週間のロックダウン継続を決定した。
インド株は1.05%安、同国での感染拡大が懸念されている。先週末、1日としては過去最多となる新規感染者5万7118人が確認された。インドの感染者数は累計175万人と米国、ブラジルに次いで世界3位に。インドのシャー内相は自身のツイッターで新型コロナに感染したことを明らかにした。同相は、先月29日にモディ首相と閣僚全員が参加した会議に出席していた。感染者が急増する中、インド政府は8月から経済活動の制限を一段と緩和すると発表した。夜間外出禁止措置を撤廃し、スポーツジムなどの営業を再開するとした。
上海株は上昇。先週末の製造業PMIに続き、きょう発表された財新製造業PMIも好結果となったことから、中国の景気回復期待が高まっている。中国7月の財新製造業PMIは52.8と前回の51.2から上昇、2011年1月以来の高水準となった。
執筆者 : MINKABU PRESS
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