米雇用統計発表控えて、株高にドル安の動き優勢=ロンドン為替概況
米雇用統計発表控えて、株高にドル安の動き優勢=ロンドン為替概況
2日のロンドン市場は、ドル売りが優勢になっている。ユーロドルやポンドドルの上昇が流れを主導した。東京市場からのじり高の動きがロンドン時間に入るとより鮮明な動きとなった。米株先物が時間外取引で上昇しており、欧州株も堅調な足取りを示している。ユーロドルは1.12台後半から一時1.13台乗せ。ポンドドルは1.24台後半からしっかりと1.25台に乗せている。クロス円も堅調。ユーロ円は121円付近から121.30台へとじり高、ポンド円は134円台前半から半ば超え水準へと買われている。ユーロポンドではややポンド買いの動きが優勢。ドル円は東京市場で107.33から107.56のレンジ相場だったが、ロンドン市場でも引き続きレンジ内での振幅にとどまっている。米雇用統計待ちで欧州株高やドル売りの勢いは次第に落ち着いてきている。5月ユーロ圏失業率は7.4%と前回7.3%から小幅に悪化したが、事前予想7.7%ほどは上昇しなかった。来週には欧州基金についての妥協案について協議されるとの報道もあった。
ドル円は107円台半ばでの取引。東京市場で107.33から107.56のレンジ相場だったが、ロンドン市場でも引き続きレンジ内での振幅にとどまっている。欧州株や米株先物は堅調に推移しているが、ドル円は方向性に欠ける取引となっている。米雇用統計待ちの状況。
ユーロドルは1.12台後半での取引。東京市場からのじり高の動きがロンドン時間に入るとより鮮明な動きとなった。米株先物が時間外取引で上昇しており、欧州株も堅調な足取りを示している。ユーロドルは1.12台後半から一時1.13台乗せ。ユーロ円は121円付近から121.30台へとじり高に。5月ユーロ圏失業率は7.4%と前回7.3%から小幅に悪化したが、事前予想7.7%ほどは上昇しなかった。来週には欧州基金についての妥協案について協議されるとの報道もあった。
ポンドドルは1.25台前半での取引。ユーロドルとともにロンドン時間に入り上昇の勢いが増した。1.24台後半からしっかりと1.25台に乗せている。ポンド円は134円台前半から半ば超え水準へと買われている。ユーロポンドは序盤はユーロ買い、その後はポンド買いと振れており前日からの安値圏での取引。ポンド関連の目立った材料はでていない。足元では米雇用統計の発表を控えて次第に様子見ムードになってきているようだ。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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