アジア株 軒並み下落、感染拡大第2波への警戒感で
東京時間18:04現在
香港ハンセン指数 24301.28(-248.71 -1.01%)
中国上海総合指数 2961.52(-18.04 -0.61%)
台湾加権指数 11542.62(-118.05 -1.01%)
韓国総合株価指数 2093.48(-41.17 -1.93%)
豪ASX200指数 5815.03(-89.05 -1.51%)
インドSENSEX30種 34818.74(-352.53 -1.00%)
29日のアジア株は、軒並み下落。新型コロナウイルスの感染拡大第2波への警戒感から前週末の米国株は急落した。各国での新型コロナウイルスの感染再拡大により経済活動の正常化が遅れるとの警戒感から週明けのアジア株は売り優勢の展開となった。また、中国で香港国家安全維持法案が30日にも採決されるとの見通しも圧迫要因となっている。
上海総合指数は反落。保険大手の中国人寿保険、証券会社の中信証券、セメントメーカーの安徽海螺水泥(コンチセメント)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、インターネット・セキュリティサービス会社の三六零安全科技、ソフトウエア会社の用友網絡科技が売られた。
香港ハンセン指数は続落。保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、世界的金融グループのHSBCホールディングス、通信電話サービスの中国移動(チャイナ・モバイル)、多角経営企業の新世界発展(ニューワールド・ディベロップメント)、繊維メーカーの申洲国際集団控股が売られた。
豪ASX200指数は急反落。不動産投資信託のデクサス・プロパティ・グループ、不動産会社のミルバック・グループ、航空会社のカンタス航空、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・ペトロリアム、石油・ガス会社のオリジン・エナジーが売られた。

執筆者 : MINKABU PRESS
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