東京株式(前引け)=反発、経済再開期待で上値指向に
25日前引けの日経平均株価は前営業日比294円62銭高の2万682円78銭と反発。前場の東証1部の売買高概算は5億507万株、売買代金概算は8507億6000万円。値上がり銘柄数は1717、対して値下がり銘柄数は363、変わらずは81銘柄だった。
今日の東京市場ではリスク選好ムードが高まり、日経平均は反発、朝方高く始まった後いったん伸び悩む動きをみせたが、後半買い直されて2万600円台後半で前引けとなった。米中対立に対する警戒感はくすぶるものの、国内では首都圏や北海道などでも緊急事態宣言解除の見通しとなったことで、経済再開への期待が株価を押し上げた。東証1部全体の約8割の銘柄が上昇した。全体売買代金は低調だった。
個別ではファーストリテイリング<9983>が急伸、JAL<9201>も上昇した。東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>などが高く、キーエンス<6861>も堅調。武田薬品工業<4502>も買いが優勢だった。ツクイ<2398>はストップ高に買われた。半面、富士フイルムホールディングス<4901>が大幅安、任天堂<7974>も軟調。ネクソン<3659>も売られた。リログループ<8876>が急落、フィールズ<2767>なども大きく値を下げた。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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